育児全般 非常時

北海道地震・停電-3児の母の被災レポート-

投稿日:2018-09-07 更新日:

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2018年9月6日午前3時8分

北海道胆振地方中東部(北緯 42.7度、東経 142.0度) 震源の深さは約40km

地震の規模(マグニチュード)は6.7

最大震度7(厚真町)の北海道胆振東部地震が起きました。

 

私の住んでいるところは震度が明確でないのですが、周辺の震度や体感から震度5弱から震度5強だと思われます。

実は2011年3月11日の東日本大震災でも震度5弱を道外で経験しています。

震災の後も度重なる余震(緊急地震速報)、計画停電、物資不足、交通機関の乱れを経験していたので、北海道民が震災に慣れていないと言えど、幸か不幸かその後何とか対応出来たと思います。

 

大阪府北部地震の時に、札幌のテレビ局は街頭インタビューをしていたのですが、「札幌もJRや地下鉄が止まったら大変なことになる。他人事ではない」と言うインタビュー通りになりました。

それどころか全道停電と、北海道民みんなが地震に遭い被災しました。

新千歳空港も運航休止せざるを得ない被害状況で、北海道は孤立した…そんな印象を受けました。

 

では北海道胆振東部地震・東日本大震災の被災の経験を交え、今後の震災対策になることをお伝えしたいと思います。

 

 

 

震災直後にするべきこと

我が家では午前3時10分頃に地震が起きました。

その時、偶然私も夫も起きていたのですぐに気づき、隣りで寝ていた1歳の末っ子を上半身で覆って守りました。

ガタガタガタガタと中々止まない大きな揺れの音で、子供達はみんな目覚めました。

 

揺れとほぼ同時にスマートフォンから「緊急地震速報」が鳴っています。

以前の震災でも経験済みですが、「緊急地震速報」が鳴ってから避難は間に合いません。

直前、直後に鳴ります。

 

鳴ったら揺れたら、倒れそうな物のそばから離れ、子供と自分を守って下さい。

電灯の真下も避けて下さいね。落ちることがあります。

隠れられる机がない時は、座布団などでも良いので特に頭を守って下さい。

扉が歪んで閉じ込められないよう、扉を開けて下さい。

 

この後、最初は上の子達は片方の部屋に集まり二人で寝ていたのですが、結局私の寝室に全員を呼び寝かせました。

そばにいる方が安心ですね。

 

火がついている場合はすぐに消して下さいね。

停電により電力会社のホームページを見て、大型家電等のコンセントを抜きました。

ブレーカーを落とすと安心だそうです。

 

 

震源地・津波の確認

揺れが収まったら、テレビ、ラジオ、インターネット等で情報収集して下さい。

緊急地震速報が鳴ったら、震源地を確認して自分の居場所からどのくらい離れているのか確認して下さい。

震源地に近い、被害が酷い、津波の危険がある場合早急な避難が必要になる場合もありますので、状況を確認することはとても大事です。

余震、本震が来る可能性があるので、子供のそばにいた方が良いです。

 

今回の地震の場合、地震発生直後に停電しテレビは見られませんでした。

ですから私はスマートフォンで気象庁の地震速報を見ました。

 

 

 

夜中の移動はよく考えて安全に

私の住む地域では、多くの人が過去にない揺れに遭遇したので夜中でも外に出る人が非常に多かったようです。

 

余震に備え必ず子供の安全確保している状態で、外に出るべきかと思います。

揺れが一旦収まっても、本震がこれで終わりと考えるのは過去の震災からも早計です。

 

午前3時半職場に出勤中の夫は、大型ショッピングモールやコンビニの駐車場に避難する多くの車や、周囲を走る車を多く見たようです。

札幌市の場合は液状化現象も起こっており、停電で信号が止まっていたので、車で外に出るのも決して安全とは言えません。

 

避難方法については、こちらが大変参考になるので載せさせて頂きます。

 

ある程度時間が経つと、警察官が信号に代わり誘導してくれたり、危険な地域を規制してくれました。

交通事故の二次災害などを防ぐことも大切ですよね、信号がついていない時は譲り合いの気持ちでスピードを出し過ぎないで下さいね。

 

東日本大震災でも横浜で液状化現象が起こっていたことをよく覚えています。

道路は必ずしも車で走れる状態でないと言うことを念頭に避難して下さい。

 

 

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必要な物資があれば早めにお店に並ぶ

6日午前9時ドラッグストアへ、7日午前11時スーパーへ並びました。

初日や開店時間ごろは物凄く長蛇の列が起きています。

私の住んでいるところは、お店も多い代わりに住人も多いです。

ドラッグストアは開店直後に並んだのに、入店出来たのは12時頃でした。

 

私が知る限り東日本大震災と大きく違ったのは、震災直後から「個数制限」が設けられていたことです。

カップラーメン一人3個、2リットルの飲料水一人2個などとなっていたので、入店出来た頃に飲料水は売り切れていましたが、カップラーメンはまだありました。

北海道のドラッグストアですが、全国的に店舗のあるお店だからか、非常に細やかな気配りをして頂きました。

 

店内はまだ電気が通っておりません。

その為、店員さんが懐中電灯で照らしてくれたりしながら、薄暗い店内で、安全の為人数制限を設けながら買い物をしました。

同じ被災者の店員さんが親切に接客してくれて、どのお店の店員さんにも感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

レジは動くが一部の割引カードが使えない、ポイントが使えないなどありました。

電卓でひとつひとつ計算し(商品に直接値段が書かれたりしていました)お金を払うお店もありました。

 

震災に備えるなら「現金」が必要です。

電子マネーやクレジットカードは電気が復旧しないと使えないかと思います。

停電の場合は、自動販売機も使えませんので、お店で買うことが必要です。

 

実はこの時、お菓子屋さんのシャトレーゼも営業してくれており、非常食に半月ほど日持ちするワッフルなどの菓子類や、パンを売って貰えました。
皆スーパーやドラッグストア、ホームセンターに並んでいるので、全く並ばずに買えました。穴場でした。

どこの店も冷蔵が必要な物は売っていませんので、冷蔵の必要がなくすぐに食べられる物を売っているお店は要チェックです。

 

※被災3日目、前日にほぼ全域で電気が復旧した為、冷蔵品も朝から少しずつ流通し、午後には肉や魚も売っていました。

この時点では牛乳などの乳製品、冷凍食品は販売されていません。

40時間の停電で必要だった物

地震直後から40時間停電しました。早い地域では24時間立たずに復旧しています。

ガスや水道は止まっていませんでしたが、給湯は電気が必要な為使えず、ガスコンロは電池式なので使えました。

 

ほくでんからの情報はツイッター、フェイスブックを見るしかなく、チェックしていましたが、復旧した情報はあってもどこが復旧予定なのかは分からないんですよね。

ですから長引くことを想定して物資を予め用意、購入することが必要です。

実際に利用したもの

●ロウソク(懐中電灯などで必要な光を確保出来れば不要)
〇ライター

〇インスタントラーメン(ガス使用可)
●パン・焼き菓子
●麦茶などの飲料
〇米(鍋で炊飯)
●レトルトカレー
〇お茶漬けの素

〇ノートパソコン、トランスミッター(携帯電話充電。モバイルバッテリーは充電してませんでした)

※〇印は家にあった物、●印は購入した物。

 

 

停電時6回分の食事内訳(ガス・水道使用可能)

6日朝食…焼き菓子

6日昼食…インスタントラーメン、夫はお弁当、1歳児は幼児用お茶漬け

6日夕食…(冷蔵庫の物処分)卵焼き、ウインナー、冷凍食品、野菜の味噌汁、ご飯

7日朝食…菓子パン

7日昼食…インスタントラーメン、お茶漬け、前日の余ったおかず

7日夕食…レトルトカレー・ご飯、とうもろこしぶどうプルーン、(1歳児には子供用レトルトカレー)

緑字のメニューは震災後に購入した物です。

7日の夕食後に電力復旧しました。子供達には意外と好評な夕食でした。

「Jアラートが鳴った時、子どもを守る為に出来ること」も赤ちゃんのミルクなど一部災害時に役立つ情報が載っていますのでご覧下さい。

 

 

北海道胆振東部地震を経験して

今回まずかったなと思ったことは、使える懐中電灯が一つもなかったこと、モバイルバッテリーを充電していなかったことでした。

逆に安心出来たことは、お風呂の水が溜まっていた(断水時トイレ用)こと、飲料水のペットボトルがあったこと、紙オムツ、フォローアップミルク、ティッシュ類があったこと、車のガソリンが半分以上あったことです。

これは必要と思い購入した物は、ロウソク、非常食、紙コップ、紙皿です。

※お店に並ばなくなってきても、ガソリンスタンドは列が出来ていました。

 

 

それから情報が早かったのはツイッターでした。

小学校の休校も、自治体の公式アカウントから知りました。ホームページ等は一時的にアクセス出来ない状態でした。

通信しにくかった時間帯でもツイッターは文だけなら読み込めたりしました。

 

ただし、計画的に断水すると言う偽の情報が流れ、多くの人がそれを信じていたと言うこともありました。

ある自治体でも”消防や自衛隊を語り偽の情報が流れることがある”と、注意喚起をしていました。

 

災害時は市区町村の公式アカウント、電力会社などのアカウントをフォローすることをオススメします。

 

停電が起きるとスマートフォンが充電出来ないばかりではなく、電気がない為通信も制限されます。

一時的に電話もインターネットも殆ど繋がりませんでした。

ラジオがあればもっと確実に情報収集が出来ると痛感しました。(電池式などがいいですね)

 

 

実際に経験したことは、次に生かせることが沢山あります。
ですからこの経験が少しでも今後だれかの役に立って欲しいと思い、断水など全ては網羅していませんがリアルな情報を記事にしました。
今日の19時に電気が復旧したばかりで、少し前にも余震があり、まだ普通の生活とは言えません。
そんな中書いた拙い記事ですが、一日でも早く誰かに届けたいと思いアップします。

 

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